前回投稿からなんと1年も経過してしまいました。
筆不精で申し訳ありません。
昔はもっとマメだったのにねぇ~ 歳のせいでしょうか・・・(T.T)
その後の330GTCですが、4月に横浜の主治医の元に移送され、
分解、点検、再製、再組立てと進んでおります!!
分解の図
ハブ周りは固着した箇所もあり大変だった様子です!
点検&再製の図
リアスタビリンケージロッド
腐食して曲がってます!ブッシュもボロボロ
パーツはなかなか出そうになかったので、造りました!
サスアームやハブはブラストして焼付け塗装
KONIショックはFETでオーバーホールして再塗装
スプリングもブラストして粉体塗装
ボルト&ナットも再メッキして再利用
で、只今、2016年11月現在・・・
ここまできました。
もう一息でですねっ!完成が楽しみです~
4ヶ月ぶりの更新です。
真夏の旧車は水温上昇が心臓に悪いため出走を控えておりました。これからの季節は心置きなく・・・と言いたいのですが、足回りの痛みもソロソロ限界でして、残念ながらロングドライブを楽しめる状態にはありません。
そんななか、市内にお住まいのKさんの328を拝見する機会があり、少しスイッチが入ってしまいました。
これをご自身でDIYされたと言うのですから、驚いてしまいますよね~
で、私もDIY・・・、ではないのですが、
とにかくパーツ類だけでも手配し、いつでも着手できる状態にしておこうと一念発起!いろいろ調べた結果、10年程前にブレーキ関係のパーツを購入したことがある
SUPERFORMANCEには在庫があると言うことでオーダーしてみました。
昔は立派なWebサイトもなく、全てFAXでやり取りしたのですが、今は買い物カゴに入れてポチッとするだけで手配完了です!
イギリスは時差の関係で日本からはコミュニケーションが取りやすいですねぇ~ 日本で夜10時がイギリスは昼の13時。SUPERFORMANCEのサポート担当者は基本、即レスでしたので好印象ではありました。
10月30日(金)夜にオーダーし、11月2日(月)にイギリス発送、荷物を受け取ったのは11月7日(土)朝一でした。
到着したサスペンションパーツ
リアの内側以外、全て分解式なので凄い量です。パーツマニュアルとにらめっこしながら、なんとか数量チェックしましたが、残念ながら出荷ミスが1点!スタビライザーのブッシュが2個足りません!!
面倒ですが、サポートにメールするとその日のうちに、「I will send 2 out, so sorry for this mistake. 」と言ってきました!
10年振りの取引でしたが、生き残ってるだけの理由はありそうですね~
次も利用してみようと思います!
で、このパーツはいつ装着されるのでしょうか・・・・・ (笑)
『HPの更新がない!』 と言うご指摘を家内伝に聞き、確かに半年間も放置プレーだったと反省しています。
330の近況でございます。
つつがなく春先を過ごし、暑い盛りには足回りのリフレッシュをしようと主治医に相談したのですが、『グッドウッドから戻ったら連絡しま~す』 と言われて彼是・・・グッドウッドってそんなに長かったっけ?といじけてゴゾゴゾし始めました。
330との付き合いも10年目に突入しているのですが、購入当初からライセンスプレート灯が装着されていませんでした。無いほうがスッキリしてていいか?とそのままだったのですが、やはり法律ですのでねぇ~ (笑)
10年間見慣れたオシリです。
オリジナルステーは入手困難なのですが、
同じ330GTCにお乗りの
かーきちやんさんを参考に工作してみました。
アルミの板を整形してプレートの裏に装着。左右の耳に取り付けます。
で、装着してみました。
狭い車庫なのでこれ以上引けませんが、遠目に見てブサイクならいつでも外せ
ます・・・
あっ、法令遵守か?!
いつの間にやら年も開け、前回いつ乗ったのかも忘れるような放置プレーが続いておりましたが、急遽、懐かしい会の『走り初め』に参加してまいりました!
10時半に近所のSAで
紅豚さんと合流し、一路、淡路SAを2台で目指します。
今日はお天気も良く、淡路SAは様々な車で溢れかえっていました!
ハイウェイオアシスでは旧車イベントが開催されていた模様で、昔懐かしいヤン車も沢山きてましたねぇ~
ここから再出発して淡路島を縦断したのですが、私は皆のペースについて行けず、途中でペースダウン!おかげで旧車チームの集合写真を撮ることができいい想い出になりました。
往復300キロ足らずでしたが、330GTCは終始ご機嫌!
サービスエリアでは通りすがりの方々からもたくさん褒められ、チョット嬉しかった日曜日でした~
引きこもらずに、ドンドン乗らないと駄目ですねっ!
皆様、お疲れ様でした~
エンジンから後ろにある駆動系と制動系で最後にしたいと思います。
330GTCはエンジン→クラッチ→ミッション(デフ)と繋がるトランスアクスル方式です。ブレーキはガーリング製で4輪ディスクブレーキが採用されています。
1 クラッチ
フライホィールは交換していませんが、リングギアが少し磨耗していたため、一旦外して前後逆に取り付けてもらいました。スターターピニオンがスムーズに動作するため、全てのギア山に加工を施したそうです・・・
待てばパーツが出たかもしれませんが、ギアをひっくり返せばフライホィールは2度使えます。
重そうなフライホィール。1/10ってなんでしょう?
クラッチプレート、クラッチカバー、パイロットベアリング、マスターシリンダー、レリーズシリンダー、フルードホース全て交換しました。
漏れ漏れのクラッチマスターシリンダー
エンジンマウントも写ってますね
クラッチフォ-クの分解
交換したのは真ん中のベアリングだけ
交換後、踏み具合に違和感や踏み初めにキュルキュル音が出たりしまして、スムーズなペダル感覚を取戻すのに苦労しました!
2 プロペラ・シャフト
ベアリングから経年音が聞こえるのと、ミッションとの連結部分からオイル漏れが認められましたので、ベアリングとシールを交換をしました。前後を連結する筒の中にシャフトが通ってますが、その細さに少々驚きました。
真ん中にあるベアリングを交換
ミッション前景
グレーのパーツにスプラインが切ってあり上のシャフトが入ります。
ミッション&デフはオイル交換のみで中身には手を入れていません。2速は油温があがらないと入りませんが、これは旧いFERRARIにはよく聞きますので気にしないことにしています。油温があがるまでは1→3速のシフトアップ走法でOKです!
3 ブレーキ
止まれないと事故に直結しますので、ブレーキは購入後一番に手をいれました。
マスターシリンダー、ブレーキフルード・ライン、ブレーキホース、キャリパーピストン、キャリパーシール、ブレーキパッド。交換してないのはマスターバックぐらいかも・・・
キャリパーピストンは
ここから購入しました。
ブレーキホースも全交換
カニゼンメッキでビューティフル
マスターシリンダーも内側に漏れてたので交換
これだけ綺麗になってもブレーキの効きは現代車に遠く及びません!
各フェーズでこまかな交換作業は沢山ありましたが、『修理のまとめ』としてはここまでにしておきます。完成度としてはまだまだ満足できるレベルではなく、内装ももう一段の輝きが欲しいですし、足回りも全バラしてブラスト&塗装、ショックのOH、ブッシュも全て交換したいと思っています。
キリがないのは判っているのですが、私の自動車趣味は直す事なので仕方ないですかねぇ~。でも、急がないと肉体的に車の運転が辛い歳がアッと言う間にやってきそうです!
つたない文章に長らくお付合いいただきありがとうございました。
全ての記録は画像とともに取ってありますので、ご不明点あればお気軽にメッセージください。
・・・って、興味ある人なんていないか~ (笑)
ではでは。